【1887】旧日本軍. 明治十九年式軍帽[将官](Ⅱ型)
ドイツ・EREL社製。Made in Germany。帽章付き。
つばは旧式バルカンファイバーの復刻品、ドイツ製。このつばは1870年頃からヨーロッパで生産されており、当時も輸入してこのつばを付けている軍帽が見られます。
また、こちらの軍帽は赤いはちまき部分の縫製糸が表に出ていません。そして縫い合わせ部分もすべて後ろではなく、真ん中のパイピングはあえてずらした位置で繋ぐことで生地のだぶりを無くし、後ろのシルエットをきれいに整えています。
これは縫工技術があってできることで、EREL社はこの軍帽の生産に縫工の熟練者を当てています。
Ⅱ型はつばの角度がやや水平方向で、帽子下の縁が紺になっています。
サイズ: 57 58 59 60cm